【オンコールナース名鑑 Vol.3】現職と挑戦を両立!心配性の私が専門領域から踏み出せた理由

【オンコールナース名鑑 Vol.3】現職と挑戦を両立!心配性の私が専門領域から踏み出せた理由

sumita

こんにちは!ドクターメイトのアオパンです!
今回ご紹介するのは、優しい声で「人のつらい時に寄り添いたい」と語るこの方!オンコールナースやヒアリング担当として活躍し続け、最近プリセプターにもなった角田さんにお話を聞きました。

小児科一筋だった角田さんが、介護領域であるドクターメイトにジョインしようと思った決め手は? 自他共に認める「心配性」の角田さんの不安が払拭されたポイントとは? 詳しいお話を伺っていきます!

今の仕事と新しい挑戦を両立したい!

簡単に自己紹介をお願いします!

角田(すみた)です。島根県にある小児科クリニックで看護師として働いています。ドクターメイトでは、オンコールナースとして夜間対応をしています。最近はクリニックがお休みの日の昼間に、ヒアリング担当※もやらせてもらっています。

※ヒアリング担当……オンコールがあった日の翌日に施設にお電話し、当時の様子を確認しながら経過確認や品質向上に向けたヒアリングを行うお仕事

どうして看護師の道を志されたのですか?

小学生のころに、医療系のドラマが流行っていて。「ナースのお仕事」とか「救命病棟24時」とかですね。同世代の方ならわかっていただけるかな(笑)。そういうものを見て医療の世界を知って、興味を持っていました。

そこから家族の入院などで病院に行く機会ができた時に、改めて看護師さんの仕事を目の当たりにして。患者さんにとって身近な存在として、人のつらい時に寄り添える仕事ってかっこいいなと思って、高校生くらいから看護師の道を歩むと決めたように思います。

人の幸せとか楽しい時に携われるお仕事もとてもハッピーだと思うんですけど、一番しんどい時に、少しでも支えになれたらいいなと思うんです。

そこからのキャリアについて教えてください!

国立で唯一「看護学部」があるのに惹かれて、千葉大学に入って勉強しました。そこでは特に、小児科の実習で苦戦して。子どもって素直なだけに、本当に理解していないと行動に繋がらなかったりするんですよね。そこで四苦八苦した経験から、なんとか力になりたい!と逆に燃えてきたんです。もともと子どもが好きだったのもあって、そこから小児看護の道を歩み始めました。

大学病院では小児科と、小児の心臓血管外科という病棟で働いていて、その経験を活かせると思って、今も小児科のクリニックで働いています。大人みたいにじっとしてくれないから、採血のたびに汗だくで奮闘しております(笑)。

ドクターメイトへのジョインのきっかけは?

これまで小児科一筋で働いてきたんですけど「看護師人生」みたいなものを考えたときに「果たして小児科だけに携わっていていいのかな、もっとできることを増やしたいな」と思うようになって。

でも転職って労力や勇気がいるし、ハードルが高いじゃないですか。それに、わがままだとは思いつつ、今やっていることも続けたい……。どうやったら今の仕事と挑戦を両立できるんだろうって考えていたんです。

そんなときに、千葉大学の同期だったカスタマーサクセスの彩香さんがSNSで「今ドクターメイトで働いています! 一緒にオンコールナースをやってくれる人を募集してます」みたいな発信をしていて。気になってポチッとクリックしてみたら、社長も同期で!「あれ〜! やぎぎ (代表 青柳の大学時代のあだ名) じゃん!」ってなって(笑)!

求人を見たら、お家からのフルリモートで夜勤。すごく画期的だなと感じました。この条件なら今の仕事を続けながら看護師として新しい挑戦ができると思い、自分の希望とばっちりマッチングしたので、すかさずふたりに連絡しました。

心配性の私が安心できたのは、フォロー体制とマニュアルのおかげ

ジョインにあたり、不安はありませんでしたか?

正直に言うと、ありました。私ってとことん心配性なんですよ〜! 介護の現場の実態を知らないし、自分のスキルがどこまで通用するかわからなかったのでとても心配でした。

でもドクターメイトのオンコールナースチームってメンバーがほんとによくって! 気さくにコミュニケーションの取れる方ばかりなんですよ。何を聞いても丁寧に返してくださるし、フォローも手厚くて。

一晩の担当メンバーの中にリーダーもいて「この人に相談したらいいよ」というのが決まっているので、新人の頃は特に相談しやすいと思います。最初のころはちょっとでもわからないことがあったらなんでも聞いていましたし、今でも何か気になることがあったら逐一相談しています。こうした体制のおかげで、安心して担当に入れました。

それから、ドクターメイトのサービスって、知らない利用者さんやスタッフさん……つまり普段様子を見たことのない方から相談を受けて、アドバイスをするわけで。そんなことできるのかなって思っていたんですけど、マニュアルを見ながら取り組むことでヒアリングの漏れなく、適切なアセスメントができることに驚きました。

マニュアルには項目ごとにヒアリングする内容や、アドバイスの伝え方、医師に相談するポイントまで網羅されていて。さらにメンバー同士で意見を出し合いながらどんどん使いやすいように改定されていて、品質がどんどん上がってきています。それを片手にコールに出れば、安心して対応できますね。

最近は新人さん向けの教育システムも充実していて、事前にロールプレイングでシミュレーションもできるので、みなさん待機に入られる時点で「あれ?経験者?」ってくらいまでレベルアップされていますよ!

現在はどんな働き方をされているんですか?

平日の日中は基本的にクリニックで働いているので、オンコールの仕事は週に1〜2回ほど。本業に加えてオンコールナースをやっていると言うと「忙しそう」と心配されますが、電話対応の仕事だからこそ、コールが落ち着いている日は合間で自分の家のことをしたりもできるので助かっています。

次の日が休みだったり、家族の協力が得られそうな日は一晩中。翌日に仕事がある日には夜7時から深夜0時までの前半だけにしたり、忙しい時期には少し間をあけたり……自分のペースに合わせてシフトを提出しています。

シフトはとっても融通がきいて、自分が出られるところで調整してもらえます。生活スタイルや本業に支障が出ないように、無理のない範囲で取り組めるのがいいですね。強制も縛りもなく、みなさん自由に働いていると思います。

領域が違っても繋がっている「看護の根底」を見つけられた

オンコールナースを始めたことで、当初の希望だった「新しい挑戦」はできましたか?

そうですね! 小児科メインのキャリアから、介護の現場に初めて踏み込んだことで幅が広がりました。これまでは患者さんと関わることがメインだったのですが、介護スタッフさんや施設看護師さんとの関わりができたことで、視野も広がったというか、面白さを感じています。

でも意外と「新しい」みたいなギャップってないかも。むしろ「相手が子どもでも高齢者でも変わらない、看護の共通部分」みたいなものを見つけられたことが発見ですね。

例えば子どもでも高齢者でも、自分の症状を訴えるのが難しい人がいるし。私は自分で「小児科しかできない」と思っていたのですが、看護は繋がっていて根底は同じだとわかったのは大きな収穫です。

基本的なことは共通するので、「私はこの領域しかやったことがない」という方も、ぜひ週に1日からでもチャレンジしてもらえると、自信がつくんじゃないかと思います!

最後に、読んでくださっている方へメッセージをお願いします!

オンコールナースのお仕事は、お家にネット環境があって、余力を持て余したすべての看護師さんにおすすめしたいなと思います。介護の経験がないとかは関係なく活躍できるし、フォロー体制もしっかりしていますのでご安心を。

私も今月からプリセプターとして新人さんのフォローに入っていくので、自分の不安だったことを思い出しながらサポートできればと思っています。

施設看護師さんや介護スタッフの方から「精神的にも負担がすごく減りました」「勉強にもなって、すごく助かっています」なんてお言葉を聞くこともできて、すごくやりがいを感じられるお仕事です。

「本業も楽しいけど、まだまだ力を発揮できるよ」とか「おうちでできることあるかな」とお考えの方は、ぜひぜひ力を貸していただけると! 全国各地にいる看護師さんたちとチームになって働くことは刺激的だし、きっと楽しんでもらえると思います!

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