【社員インタビューVol.14】ツール活用の最前線で、データドリブンな組織を創る #BizOps

【社員インタビューVol.14】ツール活用の最前線で、データドリブンな組織を創る #BizOps

今回ご紹介するのは、熱い想いをクールに魅せる家族思いパパ! 京都在住、フルリモートでBizOpsを支える植村さんです。

不動産営業から一転、情報システムの部署で働くようになり、MAツール活用のスペシャリストの道を見出したという植村さん。入社のきっかけや、今のお仕事、大切にしていることなどについて聞いてみました。

電源ボタンがあったら全部、植村の管轄

簡単に自己紹介をお願いします!

BizOpsグループのグロースユニットの植村です。趣味は探し中ですが、特技は網戸の張り替えです。Salesforce、ちょっとできます。

妻、6歳の長女と1歳の息子、それから柴犬の「こたろう」と一緒に、自分の地元である京都に住んでいます。妻が5人家族の日常をインスタグラムで発信していて、18万いいねを記録した投稿もあります。

子どもがポケモン、妻がスプラトゥーンにハマっているので、休日は家族みんなでポケモンセンターとかNintendo KYOTOに出かけることが多いですね。

BizOpsとは、会社をグロースさせる上でより良い判断ができるように、現場と経営の間に立ってデータや情報を整理する部門です。主に、Salesforceの運用管理を通じて業務改善をしています。詳しくはBizOpsメンバーの対談記事をご覧ください。

どんなキャリアを歩んできたのですか?

大学時代は焼き鳥屋のアルバイトばかりしている普通の学生でした。特に働きたい業界ややりたい仕事は無かったので、就活の際は「お金がたくさんもらえそうだから、人が生まれてから死ぬまでのうち一番高いものを売る業界に就職したいな」と考えていました。

それで住宅用不動産の会社に入って仲介営業をしたんですが、不動産屋が売るのは物件そのものではなくて「物件の情報」だとわかりました。3000万の家が売れても、利益は90万の手数料。「たくさんお金がもらえそう」というのは、学生の浅はかな考えでしたね(笑)。それでも、お客さまにとって一生かけて支払う大きな買い物の意思決定に関わって「ありがとう」と言ってもらえるだけで、楽しく働いてた新入社員時代でした。

1年半後に部署異動になり、社内のシステム管理やWebサイト制作周りのベンダーコントロールを任されました。 ITにはそれまでまったく縁がなかったので、社内の有識者に聞きに行ったり、ベンダーさんから学んだりして知識をつけました。

そのうち情報システム部としての機材管理なども任されて、社内では「電源ボタンがあったら全部、植村の管轄」って扱いになりました。パソコンや電話はもちろん、コピー機とかのヘルプデスク対応もまるごと対応していました。

10年近くそうやって働いているうちに、会社としてマーケティングオートメーションのツール(以下、MAツール)と、Salesforceを導入することになり、「これも電源が入るツールだから植村だな」ということで、立ち上げを任されて。

こんなことしたい、あんなことしたいとベンダーさんと話し合ったり、不慣れなディレクションをしたりして大変でしたが、初挑戦ながら無事に立ち上がったのはいい思い出です。そんな形で14年半勤めてから、初めての転職をしました。

転職のきっかけは?

Salesforceのコミュニティのなかで、京都と滋賀だけのユーザーさんだけを集めたユーザー会を作ろうという話になり、立ち上げリーダーをさせてもらったのがきっかけです。たくさんの声を聞くうちに「みんな活用に困ってるんだな」とか「困るポイントって一緒なんだな」と思って、導入しても活用できてないという悩みを自分が解決したいなと思うようになりました。

それで、MAツールの導入支援やマーケティング戦略立案支援をしているコンサル会社に転職しました。ツールはあくまでツールなので、導入して終わりではありません。導入したことによって効果が見えるように、各社の仕組みを踏まえた業務改善を提案していきました。

いろんな会社のツール活用を進めましたが、会社判断で理想的な注力ができない場面にも多く出会いました。コンサル業務だと最終的な意思決定はできないので「これじゃツールを導入してるだけじゃないか」と思って。ただの「導入屋さん」にはなりたくなかったので、活用の決裁権が持てる事業会社に戻る決意をしました。

なんでもそうだと思うんですけど、設計した人と運用していく人が別の人になってしまうと、当初の設計思想(※背景にある考え方や目的)と全然違う方向に進むことが多くて。だから自分は、ツール選定、導入から、組織に定着する部分まで、絶対に一気通貫でやりたかったんです。

なぜ? どうして? にこだわる理由

ドクターメイトとの出会いは?

ツール導入を目的ではなく、手段として捉えている事業会社に行きたいなと思っていました。それがたまたま、ドクターメイトがBizOpsのポジションに求める人物像とあっていたので応募しました。

医療・介護の業界を見ていたわけではなかったんですけど、自分が介護の仕事に直接関わるんじゃなくて、介護に携わる人の効率化や業務改革を支援するという立場なら強みを活かせそうだと思って。

カジュアル面談でBizOps たてぴさんに話を聞いてみたところ、「顧客視点で業務改革をしていきたい」「レガシーな業界を変えていきたい」という話をしてもらったのが印象に残っています。

自分が長く勤続した1社目の会社が不動産という同じくレガシーな業界だったので、デジタルの力で変えられる部分は多いだろうなと直感でわかりましたし、自分に合ってそうだと感じました。

「経営がやりたいこと・チームがやりたいこと・自分がやりたいことの、3つが合致しているところで働きたい」とも考えていたのですが、ドクターメイトはそこもクリアできると感じ、入社を決めました。

今のお仕事について教えてください

Salesforceおじさんとして仕事してます。主に、社内のSalesforceの運用管理、御用聞きって感じですね。

入社はちょうどSalesforce導入の直前で、導入までの経緯や想定ユーザー、オブジェクト構成などからキャッチアップしていきました。自分は導入時の設計思想を踏まえて「元々やりたかったことをやる人」でいたいので、とにかく「なぜやるんですか?」「どうしてそうするんですか?」と質問しまくっていましたね。

運用を始めてからもその信念は変わらないです。使う人からは「もっとこうしてほしい」というような要望の声はたくさん出てくるけど、それが本来やりたかったことと離れるものであれば、きっぱりと断るのが自分の仕事。ちょっとシビアと思われるかもしれませんが、そういう軸を持ったコミュニケーションを大切にしないと駄目な仕事かなと思っています。

今まで使っていなかったツールをみんなにしっかり使ってもらうってことは難しいですが「みんなが使えるようになった」はゴールではなくて、定着の先で貯まっていくデータを経営に活かすことが目的。運用に乗せるための効率化や業務改革は、その目的のための前提としてやるべき自分の役割なので、しっかりやり切りたいですね。

ゴールは導入ではなく、データの民主化

仕事におけるこだわりや、大事にしている考え方は?

先ほどお話しした、設計思想の通りに運用するということ。効率的に判断できる情報を出す、ということ。そして、逆から考える、ということでしょうか。

貯めたデータを誰かが会議のたびにまとめる、っていうのは無駄でしかないです。まとめは機械に素早くやってもらって、人間はその傾向を見て、科学的・総合的に判断をする。そういう仕組みを作ることがBizOpsの役割だと思っています。

それから、以前感じていた、ツールを導入したけれど運用に乗らないというケースは、目先の手段に気を取られたせいで目的を見失ってしまったのと同義だと思うんです。なんのためにやるのか、という目的や課題をしっかり把握した上で、逆算してやるべきことを決めていく動きが必要ですね。

ドクターメイトは「データドリブンな(※勘や経験で判断せず、データに基づいて判断し、アクションに落とし込んでいく)組織」を目指しています。その目的に向けて、データを貯める箱を用意し、箱の中身を整え、日々データを集めています。

あとは、興味を持っていろんな方とお話しし、勉強していくという姿勢を大事にしています。元々は営業畑の人間でITに疎いほうでしたから、今の知識がついたのは社内・社外問わず、いろいろな方とのコミュニケーションがあったからです。それに、興味を持って知るうちに、仕事が楽しくなってくると思うんですよ。

最後にメッセージをお願いします!

BizOpsの仕事は、数字を集めて整えるだけではありません。ツールや数字を使って、経営陣や営業メンバーが効率的に動けるよう業務改善をする、縁の下の力持ち的な存在です。

使うツールはなんでも良くて、とにかく誰もが簡単に数字を扱える仕組みを作りたい。属人化を脱した、データの民主化をしたい。そういう思いで、業務をもっと効率よくする方法を模索し続けています。

BizOpsは、会社全体を成長させる可能性がある仕事です。データと向き合いながら、より良いビジネスの形に近づける。そんな仕事に興味を持ってくださった方がいたら、ぜひ一度、カジュアル面談でお話しさせてください。

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