新入社員インタビュー 【広報/中途】中島健志さん

新入社員インタビュー 【広報/中途】中島健志さん

nakasima

こんにちは、ドクターメイト人事の足立です。今回は2/1に入社した中島健志さん(なかしー)のインタビュー。なぜ今頃?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、決してなかしーの番を飛ばしてしまったわけではありません!満を持して!とでも言っておきます。笑 人一倍の努力家で山あり谷ありの人生を歩んできたなかしーが、ドクターメイトで働く理由を熱く語ってくれました!この日の撮影は馴染みの公園へ。ちょうどいい高さの鉄棒があったので懸垂をしてもらったら、汗だくにさせてしまいました(;^ω^)

中島健志⇒中 インタビュアー足立⇒足

今までの経歴

足:なかしーとはちょいちょい飲みに行ったりするけど、そういえばこういう話ってしたことないよね。色々聞かせてー!

中:そうですよね、よろしくお願いします!

足:まずは学生時代の話が聞きたいです!

中:僕は学生時代、体育教師になりたかったんです。なので体育大学への進学を希望していて受験したんですけど、国語とか数学以外に100メートル走とかマット運動とか、実技試験があるんですよね。

足:うんうん

中:高校でラグビー部だったんですけど、ラグビーって冬場がメインのスポーツじゃないですか、冬の花園とか言って。なんと部活動で受験前に右足骨折しちゃったんですよ・・。実技試験は片足ケンケンで走ったりして「こんな状況でも頑張ってますよ!」アピールしたんですけど、普通に落ちました笑 浪人ができなかったことと、大学は出た方がいいということで体育教師の夢は諦めて、後期日程試験でまだ入れる全く意識していなかった大学と学部(商学部経営学科)に渋々進みました。

体育教師の夢は叶わなかったですが、大手の外資スポーツメーカーへの就職を目指すようになり、アルバイトも採用面接で有利になるんじゃないか、という打算的な考えでスポーツジムに4年間勤めました。

足:スポーツジムでトレーナーしてたっていうのは聞いてたけど、そういう動機だったんだ!笑

中:そうなんですよ、でもジムでアルバイトするにも一苦労で、募集要項に体育系の大学や専門学校に通っていることが条件と書いてあって・・・片っ端から履歴書送ったけど全部ダメで。一番働きたいと思ったジムでも書類選考で落ちたのですが、どうしても諦められず本社で社長の出待ちして、直談判して採用してもらったんです。

足:すごすぎる!ドラマみたい!

中:ダメでもともとの精神で突撃しました笑 まぁ入れてもらえたのはいいんですけど、他のスタッフがお客様にアドバイスなど指導をしている一方、僕はスポーツ系の資格も何もなかったので、当たり前ですがすぐにお客様に指導が出来る訳がなく、シャワーブースをピカピカにするなど、最低時給で清掃スタッフみたいなところからのスタートでした。半年間ほどは清掃を中心とした下積みだったので何度、心が折れかけたことか笑 でも、辞めずに続けてジム独自の教育体制をクリアしてからはお客様への指導も出来るようになって、そこからは本当に楽しかったです!

足:卒業後はどんなことしてたの?

中:大手の外資スポーツメーカーを志望してたのですが、まず学歴で足切りがあるし、外資系なので当たり前なんですけど英語力が求められることに気づいて、そもそも無理じゃん!って笑 またしても夢を諦めることになり、この時は相当腐りましたね。。

そんな時に、ジムのお客様の病院の理事長の方から「そろそろ就職活動の時期だよね?どうするの?」って声をかけていただきました。「このままここでトレーナーになるんじゃないですかね~」なんて返答をしたら、「今度スポーツジム併設の美容クリニックを作るからトレーナーとして来てくれない?」って誘っていただいたんです。運動だけで綺麗に痩せるには限界があると感じていたし、テレビで整形のbefore⇔afterを伝えるバラエティ番組が流行っていた時でもあって、これからめちゃくちゃ伸びそうな業界だし、「綺麗になりたい。カッコよくなりたい。」というのは老若男女ある願望なので、自分がジムで学んだことが生かせるかも。と思って入社を決めました。トレーナーとしての採用だったのですが、集客面にも関わるようになり広告・広報について先輩に教えてもらうようになってからマーケティングの楽しさを知りました。

この時の経験で一番苦労したことは医師・看護師とのコミュニケーションで、マーケ視点で集客のためのキャンペーンなどを立案するにあたり医療視点ではダメということが沢山あって・・どうしたら先生方にご理解とご賛同を得られるのかも同時に考える日々でした。そんなこんなありながら、自分が入職したときには4院のクリニックだったのが、倍の8院を展開するようになり、オリジナルサプリを開発してEC販売をするなども経験して、最終的には部門責任者も任せてもらえました。

足:色々な経験をしてきたんだねー!

中:ほんと色々とチャレンジさせてもらって、収入もかなり恵まれた環境にありました。ギラついてかなり勘違いしている若造でした笑

足:ここでは言えないあんなことやこんなことしてきたんでしょ~~今度詳しく笑

ドクターメイトを選んだ理由

足:その後のキャリアは?

中:クリニックに勤め始めて7年目に、理事長が全事業をバイアウトするというタイミングで、もっと広報について勉強したい!と思って大手PR会社に転職しました。正直ここでの経験が人生で一番しんどかったですね。ジムで掃除に明け暮れていた時の何百倍も。「あなたの代わりはいくらでもいるのよ」って口に出さなくても言われているような・・・結果を出し続けないと生き残れない完全実力主義の環境でした。この時の経験があるからこそ、今のドクターメイトの環境がものすごく恵まれていると感じています。

2年間と短い期間でしたが広報についてのイロハ、「モノ・コト」の広げ方を学べたし、激務で家族と一緒にご飯も食べられてない、という状況に悩んでいた時に、医療系のプラットフォームを提供している会社からWantedlyでスカウトをもらいました。声を掛けてもらえたのも嬉しかったですし、また医療業界に携わりたい気持ちもあったので、オファーを受けることにしました。

足:そこでもマーケティングを?

中:職種としては営業職で、病院にWEBプロモーションから集患アドバイスをするという業務です。お話しする相手は大学病院など大きな病院、中核病院の院長先生や事務長という立場の方々になるのですが、美容クリニックで医師や看護師など医療者とコミュニケーション経験があったこともあり、先生方に可愛がっていただき、楽しく仕事することが出来ました。仲良くなると広報以外の部分でも頼ってもらえるようになって、病床コントロールや加算の相談とかもしていただくようになりました。

足:そんなことまで!

中:そうなんですよ。販売しているサービス外のことなので調べる必要は全然ないけれど、「次来るときまでに調べてきます!」みたいな感じで、相談してもらったことが嬉しくて安請け合いして、色んなこと詳しくなりましたね。というか、ならざるを得なかったです笑 ですが、先生方から請けた宿題を調べて報告しているうちに、「地域包括ケアって本当に機能しているのだろうか」「病院と介護で連携が本当にできているのだろうか」という疑問を持つようになりました。

足:ドクターメイトとの出会いはどんなきっかけだったの?

中:子供との時間を増やすためにPR会社から転職したはずだったのに、大阪や京都といった近畿圏のエリア担当になっていて、いつの間にか平日はずっと関西に出張しているような状況になっていました苦笑 2人目の子供も幼稚園に入るタイミングだったので、久しぶりになんとなくWantedlyを開いて医療系の企業を探してみた時にドクターメイトを見つけて、面白そうな会社だな!と思ってカジュアル面談の応募をしました。

足:決め手はどんなところだった?

中:前職で病院の経営面とか、深い部分までお話しさせてもらえるようになったときに、病院側のメリットを考えて「手術したらなるべく早く退院させましょう」って言っちゃってたんですよ。いまの医療報酬の仕組みでは入院が長くなると売上は下がるし、週刊誌に「あの病院は治りが遅いんだよ」なんて書かれてしまい評判にもつながっちゃうので間違いの考えではないんですが、ドクターメイトの採用面談で介護業界の現状を聞かせてもらったときに、医療度が高い段階の方を施設に戻してしまうことで、介護施設に大きな負担をかけてしまっていたことに気づかされたんです。

僕はいままで病院側のことしか考えてなくて、介護施設のことを全く知らなかった。ということが分かり、ドクターメイトが目指す世界に対しても、すごく興味を持ったんです。それと、当時ドクターメイト以外にも数社の選考受けてたんですが、ドクターメイトの面談が唯一オフラインだったんです!「新御徒町オフィスまで来てください!」ってことになって、初回面談の時が大阪出張からの戻りの日で、東京駅から、そのままキャリーケース引いて行きました笑

足:このご時世にね笑

中:でも逆にそれがよかったんですよね!オフィスの雰囲気とか、出社している方もいたので「ドクターメイトに入ったらこの人達と一緒に働くんだ!」っていうイメージを具体的に持てました。また、これから実現したいことに対して共感したっていうのと、介護業界が抱える課題感をイメージすることができたことで、ドクターメイトで介護業界のみならず、社会課題の解決にチャレンジしたい!と強く想うようになりました。

足:よかったよー、プラスに捉えてもらえて!!

ドクターメイトに入ってみて

足:入社して半年たつけどどう?

中:広報担当としてマーケティンググループに所属で入社しましたけど、1ヶ月で事業推進グループに異動、そのまた1ヶ月後にインサイドセールスグループの立ち上げ、そして今は自治体・病院連携グループと、僕が社内で一番異動してるはず!カスタマーサクセスグループとコーポレート以外は全部制覇しました笑 めっちゃ変わるじゃん!て思いましたけど、色んな部署で経験できたからこそ、全体のつながりがわかったのでよかったですね。

足:たしかに!!当初なかしーが担当するはずだったこと、自分がやりたかったなっていう気持ちはないの?

中:ないって言ったら嘘になりますけど、今でも広報責任者をやらせていただいていますし、その時その時やらせてもらってることが会社として必要なことで、自分にそれができるのであればそれを全力でやりきる!ということを意識しています。

足:ドクターメイトのメンバーはどう?

中:今までいた会社に比べるとドクターメイトは若いメンバーが多いです。それよりも医療・介護業界に限らず、様々な他業界経験と得意領域を持って、「介護業界の課題を自分たち(ドクターメイト)が変えるんだ!」という熱い想いをもったメンバーばかりで、全メンバーから日々刺激をもらっています!そして、仕事だけでなく、プライベートでもみんな仲良くて、旅行に行ったり、食事にも良く行ったりしていて、一生付き合っていきたい人たちばかりですね!

ドクターメイトの伸びしろ

足:なかしーが考えるドクターメイトの伸びしろってどんなところ?

中:こないだ社内でも話題に上がりましたが、日々、全国の介護施設様とコミュニケーション取っているドクターメイトですが、僕たちがコンタクト取れているのが、まだ1/5程度の施設様なんだよ!っていう話があったじゃないですか。まだまだコンタクトできるお客様がいるということからもまず伸びしろがある!と言えますよね。

そして、エンジニアメンバーが最近ジョインしてくれて、これから自社サービスができて介護施設から集めたデータをもっとうまく使えるようになったら、そこから色んなビジネスにひろげられる可能性があるし、現時点ではドクターメイトのド競合他社(ライバル)がいないので第一人者として取り組めるっていう魅力があると思っています。

足:そうだね伸びしろしかない!!

中:自分が担当させていただいている自治体や病院との連携も、まだまだ始まったばかりで、全部で47都道府県あるわけで、やること!やりたいこと!がいっぱいで、伸びしろというか、可能性が無限大です!

足:いやーワクワクするね!

これからやっていきたいこと

足:なかしーがドクターメイトで今後やっていきたいことってある?

中:あります!街づくりです!今携わってる自治体・病院連携がまさにそれにつながるのですが、まずは、介護人材を確保しなくても、ドクターメイトが提供しているサービスを活用することで継続可能性が高い介護施設のモデルを確立させます。このモデルが確立することで、人口が減少著しく、今のままだと医療者や介護人材確保が難しい自治体でも介護施設の運営を維持することが出来るようになります。自治体やディベロッパーと連携して、「街の中心が医療介護というスマートシティ」を創りたいです。

足:めっちゃ壮大!

中:自動運転の技術を自動車メーカーや電機メーカー等の各社が力を入れていますが、救急車もいずれ自動運転で患者搬送がされるようになるとしたら、ドクターメイトが出しているオンコールレポートもFAXやメールという転送方法ではなく、何か違う方法で消防本部や病院へ送信できるようになったりだとか、妄想が止まりません笑 こういう世界観の中心プレイヤーになりたいですよね。ドクターメイトのビジョンである「持続可能な介護の仕組みを創る」を実現のため、挑戦出来ていることに日々ワクワクしています!

足:おもしろそう、ドラえもんの世界だと思ってたけどもうすぐそこかもしれないね!

中:最近は小学校の授業で介護について学ぶ機会があり、介護人材を生む活動が行われていると子供から聞きました。とても素晴らしい取り組みではあると感じるものの、その子たちが介護士になるまで、まだ数十年単位で時間がかかってしまうと思うんです。それよりもドクターメイトが今進めているサスティナブル介護を実現するための技術の進歩の方が早いと思っていて、間違いなく社会的インパクトの大きい事業だと思っているので、本当これは僕の夢です!

医療や介護は、家族や自分が病気になったり、介護を受けることにならないと、イメージが付きにくく興味を持ちにくい業界かもしれません。しかし、必ず誰しも医療も介護も受けます。そして、少子高齢化と生産人口減少という問題を抱える日本では、社会保障費が年々増加していて、未来の日本を背負う子供たちへの教育に投資することが出来ていません。

介護業界を変えたい!医療介護から未来の日本を創りたい!という想いを強く持っている人、ドクターメイトのミッション・ビジョンに共感してくれる方が来てくれたら、とても嬉しいですし、一緒に未来を描いていきたいです!!

最後に

さわやかな笑顔と鍛え抜かれた肉体美で社内の男性メンバーを魅了し、いつの間にか筋トレ軍団を率いていたなかしー。根っからのストイックさで新規事業を推し進める姿は年下だけどアニキ!と呼びたくなるほど。これからも熱い漢代表として、ドクターメイトを牽引していってね!今日はありがとう!

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